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レポート2024.01.31

【報告:見学会】1/31(水)ライフコーポレーション様のバイオガス発電所見学

スーパーマーケットチェーン「ライフ」を運営するライフコーポレーション様のバイオガス発電所を見学させていただきました。2022年3月から本格稼働している「天保山バイオガス発電設備」(大阪市港区)では、ライフのプロセスセンターから排出される食品残さの一部からバイオガスを発生させ、それを燃料に発電を行っています。

見学会では、まずは発電の仕組みや食品ロス削減の現状、発電所稼働までの背景を教えていただきました。発電所の隣の加工工場から排出される食品残渣約12トン/日を、投入しバイオガス発電をされています。最終的にはきちんと処理し、水は下水道に放出され、汚泥は廃棄物として処理されます。汚泥量は投入された食品残渣の量の1/10になるとのことです。また12トンの残渣は発酵しやすいように同量の水で希釈する必要がありますが、この希釈水は隣の食品工場の洗米廃水を利用することで、廃棄物を減らし節水にも繋がっているそうです。

これまで廃棄されていたものを活用し、廃棄コストを削減し、会社としても経済的な負担も減り、持続可能な仕組みだと教えていただきました。現在は関東でも同様の設備を構築されているそうです。

この度は、見学を受け入れていただき、たくさんの質問にも包み隠さず答えていただきましてありがとうございました。


【開催概要】
●開催日時:2024/1/31(水) 15:00-17:00
●協力:ライフコーポレーション バイオガス発電所
●実施内容
・ バイオガス発電設備紹介
・ 見学
・ 意見交換会